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2003


REALNETWORKSHELIX COMMUNITY に業界標準である SMIL のソースコードを公開

Helix デベロッパによる Synchronized Multimedia 対応 Helix DNA Client 製品の開発を簡素化

200377 日、オレゴン州ポートランド、OSCON - デジタルメディアのネットワーク配信分野における世界的なリーダー企業である RealNetworks®, Inc. (NASDAQ: RNWK) は本日、Helix Community 向けに、デジタルプレゼンテーションの同期再生のための標準言語である Synchronized Multimedia Integration Language (SMIL™: 発音は「スマイル」) のソースコードを公開しました。Helix Community のデベロッパは、SMIL 2.0 のソースコードと Helix™ DNA Client を利用することにより、自社製品で複雑なプレゼンテーションの再生をサポートすることが可能となります。Helix DNA Client はすでに主要なミドルウェア企業や家電企業で採用されており、DVD プレーヤーやセットトップボックス、PDA、携帯端末などの家電機器によるインターネットメディアの利用が可能となっています。

RealNetworksSMIL 1.0SMIL 2.0 のどちらの仕様策定にも貢献しており、SMIL 2.0 が最高レベルの認定標準である World Wide Web Consortium (W3C) 勧告と、携帯マルチメディアに関する 3rd Generation Partnership Product (3GPP) 規格の主要項目の双方に対応していることに満足しています。SMIL は、RealOne™ Player を始めとする業界の主要なメディアプレーヤーでサポートされており、ストリーミングオーディオやストリーミングビデオと、画像やテキストなどあらゆるタイプのメディアとを統合するマルチメディアプレゼンテーション用として利用されています。

RealNetworks, IncHelix Products and Solutions 担当副社長の Nagesh Pabbisetty は次のように述べています。「デスクトップ、モバイル、そして家電製品のデベロッパは、自社のオーディオやビデオ対応製品の開発を促進するため、業界標準のプレゼンテーション言語やリファレンス実装へ簡単にアクセスする必要を抱えています。当社は、Helix Community 向けに世界規模の SMIL 実装を提供とするという形で、Helix DNA デベロッパによる包括的かつオープンなデジタルメディア向けマルチフォーマットプラットフォームの活用を支援できることを喜んでいます。」

AdobeGoLive 担当グループプロダクトマネージャの Mark Asher 氏は次のように述べています。「Web デザイナ向けのビジュアルオーサリングプログラムである Adobe GoLive のユーザーは Web 上 でのユニークな表現を実現するうえで、SMIL などの業界標準に依存しています。デバイスメーカー向けに先進的テクノロジを提供しようとする RealNetworks の取り組みは、GoLive のユーザーに世界クラスのプレゼンテーション作成能力を提供することにもつながります。」

W3C の副理事である Philipp Hoschka 氏は次のように述べています。「SMIL は、XML ベースの双方向型マルチメディアプレゼンテーションの作成を可能とするための W3C 勧告です。SMILHelix Community でサポートされたことで、より多くのデベロッパやユーザーが強力かつ柔軟な SMIL を利用できるようになったこと、またオープンメディアフォーマットの採用がさらに推進されることを歓迎します。」

コンテンツプロバイダ向けに、セットトップボックスや携帯端末、ハンドヘルド機器でのコンテンツ表示機能を提供しようとするデベロッパは、SMIL 機能を搭載した Helix DNA Client を実装することができます。これにより、製品開発やコンテンツ作成のプロセスが簡素化されます。SMIL では、コンテンツオーナーが、スクリプト言語を用いることなく、複雑なメディアプレゼンテーションを作成することが可能になるためです。RealNetworks が提供するクロスプラットフォームの SMIL ソースコード (現時点では、WindowsMacLinux に対応) には、無償のオープンソース版と、ロイヤルティの必要な商用ライセンス版があり、Helix Community の登録デベロッパは www.helixcommunity.org で入手可能です。

SMIL 標準を採用することには次のようなメリットがあります。
プレゼンテーションのレイアウトとタイミング - SMIL では、ビデオやオーディオ、アニメーション、テキストなどのプレゼンテーションの各要素を、同時に再生する、あるいは一定の間隔で再生するなど、コンテンツプロバイダによる自由なアレンジや操作が可能です。
視聴者に合わせたプレゼンテーションの調整 - SMIL では、1 つのハイパーリンクを通じて異なるプレゼンテーションにアクセスすることが可能なほか、言語や利用可能な帯域幅など、視聴者の基準に合わせて異なる複数のクリップをストリーム配信することが可能です。リンクをクリックすると、Helix DNA Client に組み込まれたアプリケーションが SMIL ファイル内のオプションを読み取り、適切な表示方式を選択します。
メディア構成の柔軟性 - SMIL ファイルには、各クリップの URL がそれぞれ個別に記述されています。たとえば、ビデオクリップは Helix Universal Server に格納されており、画像クリップは Web サーバーに格納されているといった場合にも、サーバーの種類を問わずプレゼンテーションを 1 つに統合することが可能です。この機能により、SMIL では、複数のクリップを 1 つのストリーミングファイルにまとめる必要がなくなります。

ライセンス方式
Helix DNA Client の一部を構成する SMIL ソースコードのライセンスは、OSI 認定のパブリックソースライセンスと、商用向けソースライセンスの 2 種類の方式で提供されます。いずれのラインセンスも、研究開発用途での利用は無料です。オープンソースの RealNetworks' Public Source License (RPSL) は、ロイヤルティは無料ですが、ライセンシにはアプリケーションのソースをオープンソースとして公開することが求められます。RealNetworks Community Source License (RCSL) は、商業目的での利用のためにロイヤルティを支払う必要がありますが、ライセンシはこのコードを使用して開発した製品の知的財産権を自社財産として独占することができます。

Helix について
Helix は、業界で唯一の包括的かつオープンなマルチフォーマットのデジタルメディアプラットフォームです。Helix は、RealNetworks が過去 9 年間にわたって開発してきたデジタルメディアの作成、配信、および再生用のソースコードと、メディア対応アプリケーションを構築するための一連のインターフェイスで構成されています。1,000 社を超える Helix Community のメンバーは、このソースコードを使用して、業界をリードするテクノロジ、知的財産、および一般に使用されるインターフェイスを備えたメディア対応製品を構築することができます。Helix Community ではソースコードを、商用ライセンスの RealNetworks Community Source License と、オープンソースの RealNetworks Public Source License2 種類の方式で提供しています。いずれのコードも www.helixcommunity.org で入手が可能です。また、RealNetworks はすでに、Helix プラットフォーム で構築された製品ファミリとして、Helix ProducerHelix Universal ServerHelix DRM、RealOne Player などを発表しています。

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