
 |
 |
 |
富士通株式会社
RealNetworks Application:
社内イベント中継、社長訓示ソリューション等 |
日本最大のコンピューターメーカーであり、トータルソリューションプロバイダーである富士通株式会社では、1996年よりRealSystemを使用しています。
企画本部先行技術企画部・担当部長の大澤光氏が通産省の産技プロで行った基礎研究「印象の工学」のワークショップの開催から同社でのRealSystemの利用が始まりました。大澤氏がRealSystemを使用した理由は、全国からこの研究課題に興味を持っている研究者がたびたび一か所に集合するのはむずかしいため、ストリーミング技術を利用してネットワーク上でプレゼンテーションを行い、同じ時間に一か所に集まらなくても、発表と質疑が行えるバーチャルワークショップを実現させるためでした。「メーリングリストによるコミュニケーションも有効ですが、音声によるコミュニケーションは"臨場感"があり、非常に効果的でした。」と、大澤氏は述べています。
その後、RealSystemの有用性の検証のため、1998年に先行技術企画部では、社内で「イントラネットストリーミング実験放送局」を開局し、ストリーミングに関する教育、知識の普及、実際の利用を行い、6ヶ月間の後に、社内の各部門の放送の代行サービスとノウハウの提供を行う「イントラネットストリーミング放送局」として運営を開始しました。この間には、
 |
 |
「創業記念式典」ライブ放送 |
 |
 |
「開発成果研究会」オンデマンド放送 |
 |
 |
「社内講演会」ライブ/オンデマンド放送 |
 |
 |
「Soft Serviceコンベンション'98」ライブ/オンデマンド放送 |
 |
 |
「富士通ソリューションフェア」オンデマンド放送 |
 |
 |
技術情報番組「SOFT-WAVE」オンデマンド放送 |
 |
など、多彩な社内イベントのライブ/オンデマンド配信を行っています。このコンテンツのあるものは、衛星中継を補完する方法として利用しています。RealSystemで配信することで、衛星の受信装置設置を高コストが理由で見合わせていた小人数のオフィスの社員には、今までは見られなかった内容を見られる手段を提供し、大規模オフィスの社員にも、新たにオンデマンドで自分の都合のよい時にコンテンツを見られる便利さを提供できるようになりました。
「Soft Serviceコンベンション'98」に関して、大澤氏は、「システム部門のSEが全国から集まるので、出張費用は結構な額になります。そのため、懇親会を含めて1日13時間のコンテンツをRealPlayerで受信し、わざわざ出張しなかった方もいらっしゃったようです。」と、社員の方の反応をもとに、受信側である社員のメリットを述べています。また、社内説明会においては、「富士通の場合、全国に複数のオフィスがあるため、オフィス毎の説明会を実施しようとすると、その準備・手配は大変です。そこで、RealSystemを利用し、説明会を中継するトライアルを行っているのですが、かなり効率的になっているようです。」と、主催者側のメリットも述べています。
1999年には、ストリーミングに関する社内の認識が高くなったことをきっかけに、「イントラネットストリーミング放送局」をリニューアルし、社内イベントの他にも教育コンテンツを充実させ、サービスを開始しました。この中の「学習センター」では、ストリーミングの自己学習のためのコンテンツを用意し、これにアクセスすれば一人で学習ができ、大抵のことは自分で解決できるようにしてあります。さらに、「Streaming Messages for President Akikusa」という秋草社長からのビデオメッセージ配信を始めたところ、1日に900名を超える社員からのアクセスもありました。これにより、社員に対して効率的にトップのメッセージを配信させることが可能になっています。
1999年8月現在のコンテンツの状況は、コンテンツの登録数:約2000件、総コンテンツ時間:約1500時間(1本あたり約15分)にものぼります。また視聴の状況は、視聴者数:約10000名、1ヶ月あたり平均:約4400回、1ヶ月あたり平均:1000時間(一人あたり約14分)になっています。このような状況で大澤氏は、「説明会や発表会を実施する場合、会議場の手配や社員が出席するための出張旅費(出張旅費で一番大きいのは移動時間中の人件費なのですが)、人件費などもろもろの費用がかかります。これらのオルターナティブ(代替案)として、"ビデオを撮影してダビングするか"あるいは"オンデマンドで配信するか"など費用計算をしっかり行わなければなりません。さらに、"出席するのは億劫だ"など精神的な面でも間接的なメリット・ディメリットがあるので、この点についても評価をする必要があります。」とRealSystemの導入に関して、費用面以外での判断基準があることを述べています。
現在、富士通株式会社では、同社内でのRealSystemを利用した「イントラネットストリーミング放送局」の構築のノウハウを、トータル・ソリューションとしてお客様にご提供しています。また、公開形式のフォーラム「Stream'98 」「Stream'99 」を開催するなど、インターネット/イントラネットストリーミングの普及をはかっています。
本導入事例に関するお問い合わせ先
富士通株式会社
ネットワークサービス本部 サービス技術統括部 インターネット技術開発部
TEL :044-754-3213
E-mail:mediasrv@star.mmp.fujitsu.co.jp
|