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社 名/ |
株式会社タニタ |
創 業/ |
1923 年 3 月 |
設 立/ |
1944 年 1 月 |
代 表 者/ |
谷田 大輔 |
所 在 地/ |
本社 〒174-8630 東京都板橋区前野町 1-14-2 |
事 業 所/ |
東京営業所 大阪営業所 名古屋営業所 福岡営業所
札幌営業所 仙台営業所 秋田 R&D センター
タニタベストウエイトセンター
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社 員 数/ |
580 名( M350,W230 )
「(株)タニタ 300 名、タニタ秋田 280 名」 |
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事業内容/ |
家庭用(体内脂肪計、ヘルスメーター、クッキングスケール)業務用計量器、歩数計タイマー、晴雨計、塩分計、血圧計、脈拍計、デジタルカロリースケール、体温計、温湿度計などの製造・販売 |
ストリーミングビデオを使ったネットによる減量指導の通信教育などを実践
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体脂肪計付ヘルスメーターシェア世界 NO.1 の「健康をはかる」(株)タニタは、様々な健康測定機器を販売することにより人々の健康創造に貢献しています。世界各国の拠点をはじめ、国内においても、健康測定機器の販売だけにとどまらず、体重科学研究所を創設し、人間の健康とは何かということを科学的なアプローチで研究を行い、その研究成果を製品に反映することにより、地域のそして世界の人々の健康づくりに役立てています。
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株式会社タニタ
新商品開発部 プロジェクトリーダー 坂田和彦氏
健康測定機器販売と健康情報コンテンツ
(株)タニタでは比較的早い時期からインターネットのインフラを整備し、Web により社外に様々な健康情報の発信を積極的に進めてきました。テキストや画像での情報提供はもちろんのこと、動画によるフィットネスや講演の記録などをストリーミングテクノロジーを用いて、初期の段階から積極的に配信を行ってきました。
今回は、(株)タニタがいかにインターネットによるストリーミング技術を活用してきたか、その導入の経緯などを(株)タニタ、新商品開発部のプロジェクトリーダー、坂田和彦氏にお話を伺った。
ストリーミングテクノロジー導入の契機
坂田氏にインターネットの導入時期についての質問してみた。
「ネットワークインフラの整備は早かったですね。2000 年頃には一通り揃っていました。そしてインターネットで、ベストウェイトセンターの持っている様々なノウハウ、コンテンツを利用することが可能になりました。現在では対面指導ではなく、インターネットを利用した有料の通信教育をメインに行っています」。
このベストウェイトセンターとは、減量が必要な人に適切なダイエットの方法を指導する施設として、(株)タニタが長年に渡り継続して提供してきているプログラムである。この減量施設では、対面指導を通してダイエットが必要な方に適切なプログラムを提示し、実行させることで適正体重の実現を目的として行っていた。
(株)タニタの強みは、自ら所有している研究施設、指導のためのセンター、そして優秀なスタッフが一つとなって、独自にコンテンツ作成から配信までを行うことができることである。
「インターネットではテキストや文字だけではなく、動画での情報配信も重要だと考えました。そこで日立インターメディックスさんと日立オープンプラットフォームソリューションズさんに相談し検討した結果、RealServer を導入することに決定しました。日立インターメディックスさんにはコンテンツ制作の企画・撮影・編集の面でもご協力をいただきました」。(注:RealServer は、現在の Helix Universal Server の前バージョン製品)
適切なダイエット方法を指導するために不可欠なフィットネスの動画配信するシステムはこうしてできあがった。
インターネットの動画コンテンツでは、著名な先生方の講演の様子や様々な健康情報も発信している。Web の中でも有力なコンテンツである動画のコンテンツは、アクセス数でも上位にランクされている。
「(株)タニタのホームページで最もアクセスの多いコンテンツは、健康チェックのコンテンツです。常に安定したアクセス数がありますね。また、将来的には健康チェックと組み合わせたコンテンツの展開を進めていきたいと思っています」。ここにいたっては、単なる健康測定機器販売にとどまらない、健康産業における一大コンテンツホルダーとしての意欲が感じられる。
最大のポイントは画像のクオリティ
では、なぜ RealNetworks の製品を採用したのか、ひき続き坂田氏の話を聞いてみよう。「選択の最大のポイントは、画像のクオリティでした。もちろん競合他社の製品とも比較してみましたが、低いエンコードレートであっても Real 社製品の方が明らかに優れていました。フルスクリーンしたときの差は顕著に出ていました」。
2000 年当時においても、RealNetworks 社製品のビデオコーデックの優秀さは周知の事実だった。現在、最新のコーデックは RealVideo9 だが、このビデオコーデックの優秀さは第三者機関における調査でも裏付けられている。実に 80% のユーザーが競合製品より優れているとの評価を出しているのだ。
(グラフ 1 参照)
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ストリーミングサーバーにはLinuxを採用
ストリーミングサーバーは Linux ベースのシステムで構築しています。セキュリティ面やパフォーマンス面を考えると Linux の方が優れていると考えています。Web Server などに関しては Windows を利用しています。」(図 1 参照)
(株)タニタのストリーミング配信システム構成は、比較的シンプルである。これは、オンデマンドコンテンツがメインでピーク時を考慮しても、同時アクセス数が低い場合には当然だといえる。もちろん現在の Helix Universal Server では、より大規模配信に対応した様々なシステム構成を選択することができる。例えば、冗長構成をとることによりフォールトトレラントなシステム構成を実現、さらに Windows Media、QuickTIme など、主要なマルチフォーマットの配信を実現している。
また、ストリーミングサーバーの OS に Linux を採用しているのも注目すべきポイントだ、Linux サーバーでは Windows に比較して 2 倍以上のパフォーマンスを実現することが可能になっている。また、他社製品と比較した場合でも、Linux でのパフォーマンスは際立っている。(グラフ 2 参照)
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コンテンツの今後の展開と可能性
(株)タニタでは、現在ナローバンド向けコンテンツとブロードバンドコンテンツでウォーキングやタオルストレッチなどのストリーミングビデオを用意している。また、講演会のビデオなど、社内、社外で撮影したデータはすでに膨大な数となっている。そこで、コンテンツの今後の展開やコンテンツの持つ効果について伺ってみた。
「コンテンツの展開については、第一義は社外への展開ですが、今後は社内への展開も進めていきます。そして、対外的にはコマーシャルではない、健康情報の提供を行っていきたいと考えています。PR がメインにはなりますが、会社としてのポリシーを伝えることを表面的ではなく、より深く理解していただくために、ストリーミングをうまく活用していきたいと思っています」。
ホームページに新しいコンテンツがアップロードされるごとに、ユーザーにはメルマガで連絡している。それに対するレスポンスがあり、このような情報から新しいコンテンツへの様々なヒントを得ている。
「コンテンツによる直接的な経済効果はどこまであるかは、なんとも言えませんが、インターネット自体は無料という意識が浸透している中で、有料化に踏み切るということは、なかなか我々のようなメーカーでは難しいことです」と話す坂田氏だが、これに対しても(株)タニタは独自の展開を考えている。
「どこまで有料化できるかは難しい問題ですが、定量的な価値がコンテンツには含まれていると考えています。この先、通信教育を受けている会員向けに動画情報の提供を視野に入れて考えています」。
さらに、コンテンツ内にも SMIL をはじめとする様々なテクノロジーを活用している。現在、肥満の怖さや生活習慣病である糖尿病などに関する情報を提供しているが、なぜ肥満がいけないか、講演する先生が強調している部分を SMIL を利用して、テキスト情報として併せて表示するなど、コンテンツの表示の工夫を試みている。
「費用対効果という側面から考えてみると、通信教育にどれだけ入ってきているかということになりますが、現状では通信教育の告知はまだ十分とはいえず、まだまだ伸びていく可能性はあると思っています。コンテンツは揃ってきた、あとはどんな仕掛けを打っていくかというところです」。
最後に、ストリーミングコンテンツの将来性について聞いた。
「インターネットという通信手段を使って国際的な展開を考えていきたいですね。その前段階として、日本全国にいる現在の受講生に対して、よりコンテンツの充実を図るとともに、動画のコンテンツをもっと増やしたいと考えています。受講者に対する満足度を上げるためには、動画コンテンツがキーとなってくると思います。今後は、講演のビデオだけではなく、受講生用の動画をどんどん作っていく予定です」。
(株)タニタは国内だけではなく、国際的に展開を図る雄大な計画を持っている。これは世界 No.1 のシェアを占める測定機器メーカーとしての使命と言っても過言ではないだろう。
「健康をはかる」(株)タニタ、そしてベストウェイトセンターの今後の展開が楽しみである。
現在、以下のホームページで、様々な健康情報をユーザーに届けている。
株式会社タニタホームページ:http://www.tanita.co.jp
ベストウェイト健康講座:http://www.best-weight.ne.jp
システム構築担当:
日立インターメディックス株式会社
http://www.himdx.co.jp
株式会社日立オープンプラットフォームソリューションズ
http://www.hitachi-opss.com
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