パートナー | 製品購入 | International
ホーム製品&サービスソリューションモバイルリソース&サポート導入事例イベント会社概要
Search Advanced Search
HELIX SERVER & PROXY リリース ノート
リソース&サポート
Helix Server & Proxy

バージョン情報
- リリース: Helix Server 11.1.6、Helix Proxy 11.1.6
- バージョン: 11.1.6.2797
- ビルド: servproxyall-092607-9901
- リリース ステータス: 一般公開
- 製品: Helix Server、Helix Proxy
- サポートするプラットフォーム: Red Hat Enterprise Linux 4、Solaris 8、Solaris 9、Solaris 10、Windows Server 2003

更新情報
Helix Server 11.1.6、および Helix Proxy 11.1.6 で新しく追加された機能はありません。

11.1.2 で追加された新機能
Alternate Mount Point — 代替マウント ポイント
機能概略
代替マウント ポイント機能は、従来の Server で使用している RealSystem コンテンツ ディレクトリに、代替 (またはバックアップ) のパスを提供します。

応用例
- パフォーマンスの向上
要求度の高いコンテンツだけをローカル ディスク上に、要求度の低いコンテンツを代替コンテンツ ディレクトリとして設定したファイル サーバ上にそれぞれ配置することにより、Server のパフォーマンスを向上することが期待できます。
- コンテンツ フェイルオーバ
コンテンツ ディレクトリを複数のネットワーク デバイスにするケースでは、メインと代替の双方をあらかじめ指定しておくことにより、メイン側が機能しなくなった場合でも代替側がバックアップとして使われます。
- コンテンツ オーサリング
コンテンツの配置場所を変更した場合でも、バックアップ用のコンテンツ マウント ポイントを使うことで、メタファイルに記述してあるコンテンツの URL を逐一変更する必要はありません。

動作原理
異なるベース パスを同じ名称のマウント ポイントとして追加できるようになったため、代替 (バックアップ) ディレクトリの検索能が実現可能となりました。加えて同じ名称のマウント ポイントを割り当てたファイル システムに対しては、マウント ポイント検索順位を割り当てます。Server がコンテンツを検索するファイル システムの順序は、この検索順位により決定されます。

相互運用性
- ネットワーク、およびネットワーク テクノロジとの互換性
代替マウント ポイント機能はローカル、またはネットワーク ファイル システムの使用を想定しています。ネットワーク ファイル システムを選択した場合には、利用しているプラットフォームに備わるプラットフォーム固有の非同期ファイル システム機能が使用されます。
- コンポーネント / 機能との相互運用性
ここではこの機能と相互運用可、または不可な範囲について言及します。加えて相互運用不可であっても、注意を払うべき特定の振る舞いについて記載します。
- コンテンツの一覧 (Content Browsing) — メインと代替のマウント ポイントの双方をサポートします。
- ソースの閲覧 (View Source) — メインと代替のマウント ポイントの双方をサポートします (後述)。
- データ タイプ — 配信できる全てのデータ タイプをサポートします。
- エイリアス — サポートします。
- ライブ アーカイブ — サポートしていません (後述)。
- コンテンツ キャッシュ — サポートします (後述)。
- ロギング — 基本ロギング、カスタム (詳細) ロギングの両機能に影響はありません。
- SDPgen — SDPgen 用のマウント ポイントに影響はありません。SDPgen はファイル システム マウント ポイントの場合と同様の機序でファイルの検索を行います。
- ASXgen — ASXgen 用のマウント ポイントに影響はありません。
- RAMgen — RAMgen 用のマウント ポイントに影響はありません。
- スタンバイ メッセージ — この機能は従来通り動作します。

機能的な振る舞い
- 代替マウント ポイント
この新機能の実装により、Server では 1つ以上の異なるベース パスを持つマウント ポイントに対して、同じ MountPoint 属性を与えることができます。代替マウント ポイントは基本的に rmserver.cfg ファイルの FSMount 定義箇所にリストされている全てのマウント ポイントをサポートしますが、BasePath 属性を持つマウント ポイントのみに対して代替マウント ポイントを設定することを推奨します。
- 設定
代替マウント ポイントは Helix Administrator の [Server Setup] - [Mount Points] セクション内の、"Mount Point Search Order" に数値を指定するか、または設定ファイルを直接編集することにより設定します。
- マウント ポイント検索順位
Server が代替マウント ポイントを検索する順序を決められるように、追加するマウント ポイントには検索順位を設定します。
- 検索順位 (MountPointSearchOrder) の編集
MountPointSearchOrder のデフォルト値は 1 です。MountPointSearchOrder を省略した場合、このデフォルト値とみなされます。
追加したマウント ポイントに対しては、 Helix Administrator を利用して MountPointSearchOrder 値を変更するか、設定ファイルで変数 <Var MountPointSearchOrder="n"/> を設定します (後述)。
ユーザは検索順位を指定する必要があります (n:検索順位)。この値として必ずしも (1、2、3、というように) 連番を割り振る必要性はありません。後で拡張する場合を想定して (1、10、100、というように) 大きな値を割り振ることができます。
またデフォルトのマウント ポイントに対してこの変数を追加したり、検索順位を変更することもできます。

- マウント ポイント検索順位の重複
同じマウント ポイントに対して複数の代替マウント ポイントを指定していて、かつ 2つ以上の MountPointSearchOrder 変数で同じ値が指定されていた場合、Server はリストされている最初のマウント ポイントのみで検索を行い、他は無視します。これは設定ファイルを直接編集して代替マウント ポイントを作成したものの、この変数を追加しなかった場合に起こり得る事態であり、この場合 Server はデフォルト値の 1 を割り当てます。Server は起動時に同じマウント ポイントに対して同じ検索順位が割り当てられていると、そのまま起動しますが、エラー メッセージを記録して重複は無視します。

プロセスの流れ
このセクションでは、従来の機能に統合された新機能の流れを明確にします。
- マウント ポイントの階層
- Server 起動時にマウント ポイントがシステムに読み込まれると、これらのマウント ポイントは検索を最適化するためにツリー構造に整理されます。URL を受け取ると、システムはツリー構造を段階的にたどってマッチする部分が最も長いマウント ポイントでコンテンツを検索します。コンテンツが見つからない場合にはマッチする部分が次に長いマウント ポイントで検索し、これを "/" (ルート マウント ポイント) まで繰り返し行います。
- コンテンツの検索
1. マウント ポイントが決まると、コンテンツを探すためのパスが照合されます。
2. コンテンツが存在すれば、そのマウント ポイントに関与するプラグ インが照合を引き継ぎ、コンテンツを配信します。
3. コンテンツが存在しなければ、次の検索順位のマウント ポイントが照合や検索の対象になります (代替マウント ポイントを設定している場合)。
このステップはそのマウント ポイントに対する代替マウント ポイントの数だけ繰り返し行われます。

4. コンテンツが存在すれば、そのマウント ポイントに関与するプラグ インが照合を引き継ぎ、コンテンツを配信します。
5. マッチしたマウント ポイントに対する全ての代替マウント ポイントでコンテンツが見つからなかった場合、システムは次のマウント ポイントを検索します (「マウント ポイントの階層」参照)。

具体例
以下は後述の変数を設定ファイルに追加した場合のフローチャートです。

フローチャート

コンテンツ キャッシュ
代替マウント ポイント機能はコンテンツ キャッシュ機能 (以下 CDist) に対応しています。
現行では各マウント ポイントの定義リストに存在する "UseContentDistribution" 設定変数で CDist の有効・無効を指定します。この指定は、Helix Administrator の [Server Setup] - [Mount Points] セクション内の、"Cacheable by Caching Subscribers" で切り替えることができます。

- パブリッシャ
Server が個々の CDist ルールに従ってコンテンツ パブリッシャとして機能している場合、コンテンツ キャッシュ サブスクライバからのリクエストを受けます。パブリッシャのマウント ポイント設定の "UseContentDistribution" 変数の値は、代替マウント ポイント機能に関して何ら影響を及ぼしません。パブリッシャのマウント ポイントに代替マウント ポイントが設定されていると、コンテンツが見つかるまで各代替マウント ポイントで検索が行われます。代替マウント ポイントでコンテンツが見つからなければ、パブリッシャのルート マウント ポイントのサブディレクトリ構成が検索対象となります。ここでコンテンツが見つかれば、そのコンテンツがサブスクライバに配信され、見つからなかったらエラーを返却します。
- サブスクライバ
サブスクライバは、"UseContentDistribution" フラグを用いてコンテンツがローカルに存在しない場合にパブリッシャへリクエストを行うかどうかを決定していました。この動作は代替マウント ポイント機能に関連して以下のように変更されます。Server がコンテンツ キャッシュ サブスクライバとして設定されていて、複数の同じ名称のマウント ポイントを持つ場合、まず始めにコンテンツを探します。サブスクライバ上のマウント ポイントでコンテンツが見つからないと、サブスクライバのルート マウント ポイントのサブディレクトリ構成が検索対象となります。それでもコンテンツが見つからないと、最も検索順位の高い代替マウント ポイントの "UseContentDistribution" フラグの値を確認します。このフラグがセットされていて、かつコンテンツがローカルのキャッシュにも存在しない場合に、パブリッシャからの所得を行います。一例として、以下の設定を想定してみます。
MountPoint: /music/
BasePath: C:\Program Files\Real\Helix Server\Content\audio
MountPointSearchOrder: 1
UseContentDistribution: 1

MountPoint: /music/
BasePath: C:\Program Files\Real\Helix Server\Content\audiovideo
MountPointSearchOrder: 2
UseContentDistribution: 0

この時、最も高い検索順位は "1" なので、最初のマウント ポイント (MountPointSerchOrder が 1) の "UseContentDistribution" 変数の値がパブリッシャからのコンテンツの所得を行うかどうかの決定に使用されます。上記設定の場合、パブリッシャから所得を行います。他の代替マウント ポイントの "UseContentDistribution" 変数の値は考慮されません。

ソースの閲覧 (View Source)
同じ名称を持つ複数のマウント ポイントがある場合、View Source や Hide Path の設定値は全てのマウント ポイントに対して適用されます。

ライブ アーカイブ
ライブ アーカイブ機能が有効だと、Server は選択したマウント ポイントに関連づけられたデフォルトのパス ("/Archive/") に、ブロードキャスト ストリームをファイルとして保存しようとします。そのマウント ポイントが利用できない状態だと、システムはそのマウント ポイントに関連づけられている代替マウント ポイントに対しては書き込みを行わないので、ライブ アーカイブは失敗します。

設定ファイル
代替マウント ポイント機能に関連した設定変数が設定ファイルに追加されました。rmserver.cfg ファイルには以下のように記述します。
...
<!--            F I L E  S Y S T E M S          -->
<!--            ======================          -->
<List Name="FSMount">
    ...
    <List Name="Music Content">
        <Var ShortName="pn-local"/>
        <Var MountPoint="/music/"/>
        <Var BasePath="/data/content/music"/>
        <Var MountPointSearchOrder="1"/>
        <Var UseContentDistribution="0"/>
    </List>
    <List Name="Music Content Alternate1">
        <Var ShortName="pn-network"/>
        <Var MountPoint="/music/"/>
        <Var BasePath="/mnt/fileserver1/content/music"/>
        <Var MountPointSearchOrder="2"/>
        <Var UseContentDistribution="0"/>
    </List>
    <List Name="Music Content Alternate2">
        <Var ShortName="pn-network"/>
        <Var MountPoint="/music/"/>
        <Var BasePath="/mnt/fileserver2/content/music"/>
        <Var MountPointSearchOrder="3"/>
        <Var UseContentDistribution="0"/>
    </List>
    ...
</List>
...
- 変数の定義
名称 タイプ 範囲 デフォルト 説明
MountPointSearchOrder 文字列 1〜2147483647 1 正の整数
- リスト名 (List Name) の重複
- 各マウント ポイントのリスト名は、Server が Mount Point を識別するための意味しかありません。Server は起動時に複数のマウント ポイントで同じリスト名が割り当てられていると、そのまま起動しますが、エラー メッセージを記録して重複エントリを無視し、設定ファイルの最も後ろで定義されているマウント ポイントを使用します (ただしバージョン 11.1.2 以降ではエラー メッセージは記録されません:既知の問題)。
- デフォルトの設定ファイル
- "rmserver.cfg" と "default.cfg" の両ファイルで、FSMount セクションに記述されている以下の各マウント ポイントの定義箇所に <Var MountPointSearchOrder="1"/> が含まれるようになりました。
-
- "RealSystem Content"
- "RealSystem Secure Content"

備考
- 設定ファイルを直接編集する場合、設定変更を反映させるためには Server のリスタートが要求されます。
- マウント ポイントを再解析する度に、Server はマウント ポイント検索順位が各マウント ポイントの組に対して固有であるか、あるいはマウント ポイントのリスト名が固有であるかを検証し、重複が見つかるとエラー ログにエラー メッセージを記録します (ただしバージョン 11.1.2 以降では後者の重複時にエラー メッセージは記録されません:既知の問題)。
- この代替マウント ポイント機能を静的なコンテンツのバックアップとして使用する際には、バックアップ コンテンツにはオリジナルのミラー (コピー) を使用してください。異なるコンテンツを同じファイル名で使用すると、誤作動を引き起こすことがありますので避けてください。

ドキュメント補足情報
セキュリティ アップデート
最新の情報は「セキュリティ アップデートおよび不具合報告書」に掲載されます。以下のページをご覧ください。
http://service.jp.real.com/help/faq/security/index.html#server

OS コンフィグレーションの変更
メモリの割り当て
Helix Server および Helix Proxy はクライアント単位でメモリを使用します。使用される総メモリ量は、個々のクライアントに対して配信されるプレゼンテーションの内容によって変動します。メモリは -m # (# はメガバイト単位のメモリ割当量) コマンド ライン フラグを起動時に用いて割り当てます。例えば Bin/rmserver rmserver.cfg -m 512 で Helix Server を起動すると、サーバ プロセスには 512 メガバイトのメモリが割り当てられます。
- Helix Server および Helix Proxy におけるメモリ割り当て量の制限
-
- Solaris: 4GB
- Linux/i386: 2.8GB
- Windows: 2GB
- メモリ マップド I/O について
- Server は -m で指定する共有メモリ部分以外にも、このメモリの一部としてカウントされないメモリ マップド I/O を使用するため、このマップド I/O に対する追加のメモリが予約されます。これを考慮しないとパフォーマンス面に顕著な悪影響が出ます。メモリ マップド I/O に必要なメモリ量は、再生されるクリップの数やビットレートに依存します。一般的に -m オプションで指定するメモリの 30% 程度をメモリ マップド I/O のために確保しておくことが経験的に良いとされますが、このオプションを指定する場合には、システムのパフォーマンスをモニタして、ページ フォルトの発生のようなパフォーマンスの変化に注意すべきです。

ファイル ディスクリプタ設定
RealNetworks は、Solaris や Linux システム上で Server 製品を稼働させる際にはファイル ディスクリプタ設定をデフォルト値よりも増やすことを推奨します。ファイル ディスクリプタはファイルの読み込み時やソケットのオープン時などに、Server によって大量に使用されます。推奨するファイル ディスクリプタの最小設定値は 1 CPU あたり 65537 です。従ってデュアル プロセッサ (2 CPU) マシンでは 131074、クワッド プロセッサ (4 CPU) マシンでは 262148 に設定します。

RHEL4
1. システムのファイル ディスクリプタ上限値を表示して、その値が推奨する最小値以上であるかを確認します。
$ cat /proc/sys/fs/file-max
その値が推奨する最小値よりも小さい場合には、/etc/sysctl.conf を編集して次の行を追加します。このファイルを含め、以降の手順でのファイルの編集には root 権限が必要です。
fs.file-max = 任意のファイル ディスクリプタ値
2. /etc/security/limits.conf を編集して次の 2 行を追加します。
* soft nofile 任意のファイル ディスクリプタ値
* hard nofile 任意のファイル ディスクリプタ値
3. /etc/pam.d/login を編集して次の行を追加します。
session required pam_limits.so
4. /etc/pam.d/sshd を編集して次の行を追加します。
session required pam_limits.so
5. 変更を反映させるためにシステムを再起動します。

Solaris 8 と Solaris 9
1. システムのファイル ディスクリプタ上限値を表示して、その値が推奨する最小値以上であるかを確認します。
$ ulimit -Hn
その値が推奨する最小値よりも小さい場合には、/etc/system を編集して次の行を追加します。このファイルの編集には root 権限が必要です。
set rlim_fd_max=任意のファイル ディスクリプタ値
2. 変更を反映させるためにシステムを再起動します。

※ Solaris 上で SLTA (Simulated Live Transmitter Agent) を単独で使用する場合にも、ファイル ディスクリプタ値を増やす必要があります。

Solaris 8 と Solaris 9 のパッチ適用についての推奨事項
RealNetworks でのテストにより、極度の UDP の使用によって Solaris 8 および 9 のシステムが不安定状態になる場合があることを示す結果が得られています。Sun は以下のパッチを用意し、この問題の解決のためにこのパッチを適用することを推奨しています。

http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-26-57728-1

OS が UDP モジュールに関する kernel panic メッセージを出さない場合には、このパッチの適用は必須ではありません。

また特定の Solaris 8 にて、OS のパッチ レベルが古いことが原因となり、Windows Media コンテンツを配信できない場合があります。このような現象が発生した場合には、OS に最新のパッチを適用しているかを確認してください。

RHEL4 の kernel コンフィグレーションについての推奨事項
RealNetworks でのテストにより、Red Hat Enterprise Linux 4 のシステムが不安定状態になる場合があることを示す結果が得られています。この不安定状態は "out of memory and no killable processes" という kernel panic として顕在化します。その原因の一つとして、11.1 リリースの Helix Server と Helix Proxy は、以前のメジャー リリースよりも大きなメモリ領域を使うことが挙げられます。RAM 搭載量が 4 ギガバイトより少ない 32-bit システムでは、kernel の仮想メモリの上限は 1 ギガバイト (デフォルト値) なので、RealNetworks はシステムに 4G/4G パッチ セットを適用されることを推奨します。
- linux-2.6.0-4g4g.patch
- linux-2.6.8-4g4g-backout.patch
- linux-2.6.9-4g4g-hugemem-warning.patch
- linux-2.6.9-net-b44-4g4g.patch
- linux-2.6.9-4g4g-noncachable.patch

備考: パッチ適用は十分数の Player 接続による負荷が Server にかかっている際にメモリ使用量が 1 ギガバイトを超えるケースのみに必要となります。Server 起動時にメモリ フラグ (-m) で 1 ギガバイトより少ない容量を設定した場合には、このパッチ適用は必須ではありません。

Linux kernel パッチのインストール手順を以下に示します。
1. kernel-2.6.9-5.0.5.EL.i686http://rhn.redhat.com からダウンロードします。"Packages" を "kernel" で検索することで見つかります。
2. Linux kernel のアップデートにあたっての Linux ドキュメンテーションを参照してください。
3. Kernel アップデートのコンフィグレーション手順において、以下の変更を加えます。
a. "Processor type and features" で次の変更を加えます。
i. "4 GB kernel-space and 4 GB user-space virtual memory support" を選択します。
ii. "Symmetric multi-processing support" を選択します。
iii. "Virtual Kernel Preemption" の選択を解除します。
b. "High Memory Support (65GB)" で "4GB" を選択します。
4. コンフィグレーションを保存してから、kernel のコンパイル後にシステムに kernel をインストールします。

Pstack のインストール
Pstack がインストールされていない Solaris および Linux システム上で Helix Server や Helix Proxy を稼働させた際の、システムの安定性に絡む既知の問題があります。Solaris ではデフォルトで pstack がインストール・設定されますが、RHEL4 ではインストールさないことがあるので、その場合には Helix Server や Helix Proxy の高信頼性運用のために pstack をインストール・設定してください。Pstack は RHEL4 インストール CD に含まれていますが、http://rhn.redhat.com にて "pstack" で Packages 検索することでも見つかります。パッケージ ファイルを用いたインストール方法あるいはアップデート方法については、Linux ドキュメンテーションを参照してください。

Windows レジストリの更新
Windows 上で Helix Server や Helix Proxy を運用する際には、OS のデフォルトの送信バッファ サイズを増加させることが必要になります。増加させるには、Windows レジストリにその値を追加します。
1. [スタート] / [ファイル名を指定して実行] を選択し、regedt32.exe を手入力してレジストリ エディタを起動します。
2. レジストリ ツリーをたどって、次のブランチを開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\AFD\Parameters
3. 上記キーの配下に DefaultSendWindow という名称で新規に DWORD 値を追加し、その値のデータとして 32767 (10 進数) を設定します。
4. Windows 2003 Server を再起動します。

この設定を適用することで、ライブ ブロードキャストの視聴時に TCP でデータを受信するクライアントの QoS の低下を防ぐことができます。

Plug-in のクロス バージョン互換性
Linux 版のバージョン 9/10 製品とバージョン 11 製品では、コンパイラのバージョンが異なるために、Plug-in はバイナリ互換ではありません。Plug-in の動作を確実なものとするためには、更新されたビルド環境でリコンパイルする必要があります。

RTP ライブのレガシー モード サポート
RTP ライブの A/V 同期や他の QoS の問題を解決するために、新しいコンフィグレーション変数、<Var RTPLiveLegacyMode="1"/> を追加しました。このフラグを 1 にすると、RTP 転送において RTPtime とシーケンス番号の初期値として強制的に 0 を使用するようになります。PAUSE 後の PLAY 再開時に、シーケンス番号は PAUSE 前の最後の RTP パケットのシーケンス番号に 1 が加算された値をとり、また RTPtime には PAUSE から PLAY までの経過時間が反映されます (すなわち RTPtime は最初の PLAY リクエストからのオフセットにすぎません)。

Reduced Startup Delay 設定
次の設定変数により RSD パケット バッファ キュー時間を調整することができます。

<List Name="LiveReducedStartupDelay">
<Var MaxDurationOfRSDPacketBufferQueue="90" />
</List>
デフォルト値は 70秒ですが、上記のセクションは設定ファイルに初期状態では存在しません。rmserver.cfg に手動で追記して値を調整します。

Server 製品のインストールと設定ファイルのマイグレーション
Helix Server や Helix Proxy をインストールする際には、旧メジャー バージョン製品への上書きインストールは行わないでください。事前に旧メジャー バージョン製品をアンインストールするか、別の場所に新規インストールしてください。
また旧メジャー バージョン製品の設定ファイルには互換性の無いエントリが含まれていたり、逆にバージョン 11 製品の基本動作に要求されるエントリが含まれていないことがあります。旧メジャー バージョン製品の設定ファイルをそのまま使わずに、新しくインストールされた設定ファイルを元にして、以前の設定に合うように編集・更新を行ってください。

エンコーダの冗長化
エンコーダの冗長化とスケーラブル マルチキャストは相容れない機能であるため、エンコーダの冗長化をスケーラブル マルチキャスト ストリームに対して有効にすることはできません。

IP バインディングと Localhost インターフェース
デフォルトでは、Server は keep-alive チェックを行う目的で Localhost インターフェースをバインドします。管理者が特に Localhost インターフェースを Server にバインドさせたくないといった場合には、--hbi コマンド ライン フラグで keep-alive チェック用に異なるインターフェース (IP アドレス) を指定することができます。

"New players" のカウント
単一の Windows Media クライアントの接続は、複数の "New players" として Server のログ ファイルに出力されますが、この動作は仕様です。Windows Media Player は MMS 接続を Server のポート 1755 に対して試みる前に、同じ Server のポート 554 に対して 2つの RTSP 接続を確立させ、切断します。

11.1.6 で修正された問題
- サーバ スタート トラップ を NMS が受信しない
特定のテストにおいてサーバ スタート トラップを NMS が受信しないことが確認されました。簡易化されたプロシージャはサーバに SNMP 構成と、サーバ スタート トラップを 1 に設定することを要求し、マスタとサーバの両方を起動します。その結果、NMS は期待されるトラップを受信しません。
この問題は修正されました。現在、トラップは期待通りに受信できます。

- 多数の "couldn't lookup session for channel <0x1>" エラー
SLTA ストリームがプロキシによってスプリットされ、プロキシ上で "Always use TCP" が設定されていた場合に、SLTA ストリームセッションは著しい数のエラーメッセージを表示します。
この問題は修正されました。

- Helix Proxy 11.1 上で MDP が有効の場合にオーディオ/ビデオ MRC ファイルの再生が不安定になる
プロキシ上で MDP が有効の場合、MRC コンテンツの再生が不安定になることが確認されました。この問題は約 3分間の再生で発生します。
この問題は修正されました。調査中に、MDP が原因ではなく空のレート マネージャー ログの生成により問題が引き起こされていたことが判明し、これにより MDP に影響を与え、不安定な再生を生じさせていました。

- Apache サーバをプロキシとして使用し、Windows Media コンテンツのストリーミングを行う際、コネクションが残留する
ハングしたコネクションを 'rss' や 'netstat' また JAVA Montor で確認することができます。全てがタイムアウトしない Windows Media のリクエストを表示します。その多くが HTTP/ポート 80 上のコネクションです。
この問題は修正されました。

- Helix Server ユーザ認証データベースの MSQL サポート
Helix Server アドミニストレーション ガイドには MSQL を使用した設定例を記述していますが、現在この方法はサポートされません。
Helix Server アドミニストレーションおよびコンフィギュレーション ガイドを更新し、MSQL に関する記述を削除しました。(英語版のみ)

- ASXGEN は URL レスポンスにクエリ変数を含めない
ある条件下において、オリジナルリクエスト内に存在するクエリ変数がレスポンス URL の中に含まれません。例えば、以下のようなクエリパラメータを含む ASXGEN URL を要求する為に wget のような HTTP クライアントを使用して下さい。
http://localhost:8080/asxgen/media.wmv?varname=varvalue
ASXGEN により生成された ASX ファイルを開き、返却された URL がリクエストの中に存在するクエリ変数を含まないことを確認して下さい。
mms://localhost:1755/media.wmv
この問題は修正されました。

- ファイアウォールの章におけるリモート プロファイル検索のための HTTP ポートに関する記述の欠如
Helix Server アドミニストレーション ガイドのファイアウォールの章には、Helix Server がインターネット上に存在するハンドセット メーカーのデバイス プロファイル サーバへの接続を目的とした、外向きの TCP ポート 80 (HTTP) を開放する必要があることを記載するべきです。
現在、Helix Proxy アドミニストレーション ガイドの 103 ページおよび Helix Server アドミニストレーション ガイドの 266 ページには、以前は欠如していた情報が記述されています。(英語版のみ)

- リダンダント パブリッシャのフェイルオーバが動作しない
Helix Server をサブスクライバとして構成する際、特定のコンテンツ検索経路として複数のパブリッシャを加えることができます。これはサブスクライバ サーバがコンテンツ検索のために予備の冗長オプションを持つべきことを意味しますが、試験においてこの機能が動作しないことが確認されました。
この問題は修正されました。パブリッシャ サーバが応答しない場合に限り、期待された振る舞いが当てはまる事に注意して下さい。このインプリメンテーションはサブスクライバがパブリッシャをチェックし、コンテンツやサーバが有効でない場合にフェイルオーバを指示します。

- SNMP メモリ使用量 OID が不正な値を報告をする
SNMP メモリ使用量 OID は 2GB のメモリアロケーションを超過すると不正な値を報告します。OID は 32ビットの整数です。この値が極大値 (2147483648) を超過した場合、負の値を報告し始めます。
この問題は修正されました。

- MOV/MP4 ファイルを HTTP で配信すると 2分 10秒で停止する
QuickTime クライアントに MOV ファイルを配信する場合、UDP でのデータ受信ができないクライアントは HTTP によるデータ受信に移行します。このフォールバックが生じ、Helix Server から HTTP を使用した配信に移行すると、再生は 2分 10秒で停止します。
回避策: rmserver.cfg に KeepAlive 値として 60秒を設定して下さい。
<Var KeepAliveInterval="60"/>
- Helix Administrator のコンテンツ ブラウジング機能が動作しない
Helix Administrator を使用して "/" や他のマウント ポイントのコンテンツ ブラウズを試みてもサーバは応答せず、ユーザにマウント ポイントのコンテンツを表示しません。
この問題は修正されました。現在、Helix Administrator からのコンテンツ ブラウジング機能は期待通りに動作します。

- "Listname parse error message" が正しく記録されない
Helix Server 11.x ではリストネーム内のドット チェックを行いません。その結果、レジストリは下記のように無効のエントリ (名前を持たないツリー ノード) を含む場合があります。
MediaDelivery
|
---UserAgentProfiles
|
---Default
|
---
この問題はリストネームがドットで終了する場合にのみ発生し、ドットがセパレータと見なされる為、空のフィールドがレジストリにに加えられます。
この問題は修正されました。

- Helix Administrator から代替マウント ポイントを設定することができない
Helix Server 11.1.2 より代替マウント ポイントと呼ばれる新機能が実装されましたが、Helix Administrator ユーザ インターフェースからの設定を行うことができませんでした。
この問題は修正されました。

- エンコーダ停止後もトランスミッタはレシーバにエンコーダ フィードを再アナウンスする
エッジサーバは有効なライブ エンコード ストリームをリストしますが、それが正確ではない場合があることを確認しました。この問題は、エンコーダが停止した後もトランスミッタがレシーバにエンコーダ フィードを再アナウンスする為に発生します。
この問題は修正されました。

- テンプレート ロギングの HTTP POST が DNS 名を使用することで失敗する
テンプレート ロギングで HTTP サーバに情報を送信する場合に、接続先サーバ名に IP アドレスではなく DNS 名を使用すると失敗することが確認されました。サーバは HTTP によるアクセスを行いません。この問題はホスト名の名前解決が正確に行われないことに起因します。サーバはホスト名を得るために URL を解析しますが、ソケット接続に使用する前に、それを解決していませんでした。
この問題は修正されました。

- サーバ再起動中に "select error in main loop" が記録される
サーバが Windows Media 配信中、又は少数のクライアント アクセスで高 CPU 使用率を示す場合にサーバ (サービス) の再起動を行うと rmerror.log に前述のエラーメッセージが記録されます。このエラーは Windows プラットフォームでのみ発生します。
この問題は修正されました。

- クラッシュ回避機能のループにより 2GB の RSS ログが生成され、エラーが記録される
特定の条件下で、クラッシュ回避機能のループによりエラーログが 2GB に増加します。その結果、"RSS log error: (27) File too large" が rmerror.log に記録されます。
この問題は修正されました。

- サーバはクライアントから報告されるパケット ロス値 16777215 (0xfffff) が原因で重複する RTP パケットを送信する
ある条件下において、クライアントが接続後 3-4秒で切断されるとパケット ロス値として 0xfffff が記録されます。もしパケットロスが発生した場合は正しい値が報告されます。問題は Player がこの特定のパケット値を送るものであるという事実に関連します。
予防対策として、サーバは Player から無効値を受け取る度に、パケット ロス値として 0 をセットするように修正されました。

- マーカを含む Windows Media コンテンツの早送りで長時間休止する
Helix Server から Windows Media ビデオファイルを配信中に、埋め込み型 Player でマーカにスキップさせた場合や単に早送りを行った場合、バッファリング 91% の状態で休止します。
この問題は修正されました。

- Windows Media エンコーダ接続の継続
ある条件下で、Player が切断しても Windows Media エンコーダ接続がサーバに残り続けます。プル接続においては、一旦 Player が分離すれば、エンコーダ接続も中断されることが期待されます。
この問題は修正されました。サーバから Player が切断されるとエンコーダ接続はすぐに終了します。

- プロキシが RTSP 通信の中でソース IP を挿入する
VIP やプライベート ネットワークの背後にプロキシを配置するような特定の設定条件下で、プロキシによるソース IP (ルーティングできないアドレス) の挿入は、ハンドセットのプロキシ接続への失敗と RTCP レシーバ リポートの本来意図する目的地 (オリジン サーバ) への到達を妨げます。
この問題は修正されました。

- SNMP v2 サポートが MIB ブラウザに反映されない
SNMP が v2 にセットされても MIB ブラウザは v1 トラップを示すことが判明しました。
現在は v1 および v2 トラップの両方が送信され、MIB ブラウザ内に正確に報告します。

- オリジン サーバ上のあるエンコーダ フィードを停止するとエッジ サーバ上の全てのエンコーダ フィードが停止する
複数のエンコーダがオリジン サーバに接続するように設定された特定の条件下で、それらのうちの一つの終了させると、エッジサーバ上の残りのストリームも全て停止します。この問題はマルチキャスト スプリッティングの設定を施したサーバでのみ発生します。
この問題は修正されました。

- Helix Server/Proxy により送信される SNMP v2 トラップはトラップ番号の前に 0 が必要
SNMP v2 における二番目の変数バインディングでは、SNMP トラップ OID は、Enterprise 名と特定のトラップ番号の間に 0 を含む必要があります。0 の欠如は MIB ブラウザに v2 トラップを不正確に示させます。
この問題は修正されました。

既知の問題
以下は Helix Server 11.1.6 と Helix Proxy 11.1.6 で確認されている機能面、あるいは安定面に関係する既知の問題のサマリです。

WINDOWS MEDIA PLAYER 11 への対応
Windows Media Player 11 はメディア再生のリクエストに MMS プロトコルを使用しなくなりました。Helix Server がホストするオンデマンド コンテンツやライブ コンテンツのリクエストに MMS URL を用いると、Windows Media Player 11 は次の順番でアクセスを試行します。
1. Player は最初に HTTP でリクエストします。このリクエストの様式には 2通りあります。
- MMS URL が MMS ポート番号を含む場合、そのポートに対して HTTP でリクエストします。Helix Server は MMS ポート上で HTTP リクエストを受け付けないので、このリクエストは失敗します。Helix Server での MMS 用の標準ポートは 1755 です。
- MMS URL が MMS ポート番号を含まない場合、ポート 80 に対して HTTP でリクエストします。Helix Server がポート 80 を HTTP 用に使用していれば、リクエストは成功し、MMSvHTTP でストリームを配信します。ただし Helix Server がポート 80 を HTTP 用に使用していなければリクエストは失敗します。
2. HTTP リクエストが失敗すると、Player は Helix Server のポート 554 (標準の RTSP ポート) に対して RTSP でリクエストします。このリクエストは Helix Server が RTSP ポートを使用していたとしても常に失敗します。これは Helix Server が Windows Media コンテンツの RTSP での配信をサポートしていないためです。

Windows Media Player 11 に配信するための準備
Windows Media Player 11 に対して代替 HTTP URL を提供できるようにストリーミング メディア システムを更新します。この代替 HTTP URL には、Player の HTTP リクエスト用に Helix Server の HTTP ポート番号を含めます。Player が HTTP 接続を行うと、Helix Server はストリームを HTTP でクロークされた MMS によって配信します。
この HTTP 接続によるクローク配信はブラウザからの HTTP リクエストとは全く異なる扱いとなりますので、Windows Media コンテンツの配置場所を Helix Server の設定ファイルの HTTPDeliverable リストに加える必要はありません。コンテンツは Media Player に対してのみ配信され、ブラウザのキャッシュや、ユーザのダウンロードから保護されます。
システムに対して次の変更を適用します。
- ASXgen ユーティリティ用の Helix Server の設定変数を変更します。これにより Helix Server は MMS URL をリクエストする全 Windows Media Player に対して代替 HTTP URL を提供します。
- ウェブ ページからリンクされている .asx ファイルの全てに代替 HTTP URL を追加します。

ASXgen の変更
ASXgen は Helix Server のユーティリティで、ウェブ ページから Windows Media Player を起動させるために使用します。Helix Server は /asxgen/ マウント ポイントを使うように設定されており、Windows Media コンテンツへのリンクとしてウェブ ページに追加できます。以下のように記述します。

<a href="http://helixserver.example.com:8080/asxgen/wmvideo.wmv">Play 
Windows Media</a>
Helix Server は /asxgen/ マウント ポイントを含む HTTP リクエストを受け取ると、ブラウザから Player を起動するための MIME ストリームを返却します。この MIME ストリームには Player が Helix Server の MMS ポートに接続するように、MMS ポート番号 (通常は 1755) が明示されています。
Windows Media Player 11 にオンデマンド コンテンツやライブ コンテンツを配信するためには、MMS URL だけでなく代替 HTTP URL を提供するように設定する必要があります。この代替 HTTP URL には Helix Server が実際に使用している HTTP ポート番号を含めます。ASXgen が返却する MMS URL へのリクエストが失敗すると、Windows Media Player 11 は代替 HTTP URL をリクエストします。
- Helix Administrator での ASXgen の設定変更
1. Helix Administrator 上で [Server Setup] - [Ports] をクリックします。
2. "Enable HTTP Fail Over URL for ASXGen" のプルダウン メニューで "Yes" を選択します。
3. "Apply" をクリックします。
- 手動での ASXgen の設定変更
1. 任意のテキスト エディタで Helix Server の設定ファイル (rmserver.cfg) を開きます。このファイルは Helix Server のインストール ディレクトリにあります。
2. 下記の ASXgen の設定箇所を探します。
<List Name="ASX File Generator">
<Var ShortName="pn-asxgen" />
<Var MountPoint="/asxgen/" />
<Var HaveAltHTTPURL="0" />
</List>
3. HaveAltHTTPURL 変数の値を 1 に変更して、この機能を有効にします。
  <Var HaveAltHTTPURL="1" />
補足: Helix Server のマイナー バージョン 11.1.2 から、HaveAltHTTPURL は標準で有効になっています
4. 設定ファイルを上書き保存して閉じます。
5. Helix Server を再起動します。Linux や Solaris では SIGHUP を用いて Helix Server に変更を適用することもできます。

ASX ファイルの更新
Windows Media Player 用に ASX ファイルを使用している場合、各ファイルに代替 HTTP URL を追加します。Helix Server の HTTP ポート番号を含む同じコンテンツの HTTP URL を、単純に 2つめの REF エントリとして追加します。以下のように記述します。

<ASX Version = "3.0">
<ENTRY>
<REF HREF = "mms://helixserver.example.com:1755/wmvideo.wmv"/>
<REF HREF = "http://helixserver.example.com:8080/wmvideo.wmv"/>
</ENTRY>
</ASX>
補足: MMS URL で MMS ポート番号を明示していなくて、かつ Helix Server が HTTP 用にポート 80 を使用している場合に限り、ASX ファイルの更新は不要です。

プロキシの使用
Windows Media Player 11 には MMS プロキシを使用するための設定はありません。その代わりに Player の基本設定には、HTTP プロキシと RTSP プロキシを使用するためのオプションが用意されています。
- HTTP プロキシには、利用可能な HTTP プロキシを指定できます。なお、Helix Proxy は、いかなるメディアであっても HTTP でのプロキシに対応していないため、HTTP プロキシとして利用できません。
- RTSP プロキシには Helix Proxy を指定できます。ただし、次の制限があります。
- Helix Server は Windows Media の RTSP 配信をサポートしていないため、Helix Proxy は Windows Media Player 11 に対して、Helix Server 上の Windows Media コンテンツをプロキシすることはできません。Helix Server からのストリームは、唯一 HTTP プロキシを介した、HTTP でクロークされた MMS によってのみ利用可能です。
- Helix Proxy は Windows Media Server からのオンデマンドとライブの双方において、RTSP ベースの Windows Media ストリームをプロキシできます。しかしながら全てのストリームでパス スルー モードが使用されます。Helix Proxy は Windows Media Server から RTSP で配信されるオンデマンド クリップのキャッシュ、およびライブ ストリームのスプリッティングには対応していません。

代替マウント ポイント (Alternate Mount Point)
- マウント ポイントのリスト名が重複していても、Server はエラー ログにエラーを記録しません。

ブロードキャストの冗長化 (Broadcast Redundancy)
- Helix Server に送信されるライブ フィードのファイル名が複数のドットを含むと、Broadcast Redundancy の機能により複数の別のファイル名に展開されます。1本のライブ フィードからいくつのファイル名に展開されるかは、元のライブ フィードのファイル名に含まれるドットの数に依存します。

コンテンツ キャッシュ (Content Distribution)
- rmserver.cfg ファイルに "/" (ルート) マウント ポイントが存在しなくて、かつコンテンツ キャッシュ機能が設定されていると、コンテンツ サブスクライバはコンテンツ パブリッシャへの要求時に誤った URL を用います。このためにコンテンツ サブスクライバは 404 エラー (File Not Found) を返却します。
これはこの機能がデフォルトのマウント ポイントが存在することを前提とした仕様であるためです。

管理システム (Helix Administrator)
- Helix Administrator 上で不特定のページを参照した際に、Server のログに無関係な 404 エラーが出力されることがあります。
- トランスミッタのソース名の変更を反映させるには Server のリスタートが必要ですが、Helix Administrator はリスタートが必要であることを通知しません。

Delayed Shutdown — 時間差停止
- "Allow New Client Connections During Shutdown" を有効にしても、Delayed Shutdown が発動すると新規 Client は Server に接続できません。

一般
- Server 稼働中、特に Server の負荷が高い時にシステム時刻を 2、3 秒以上変更すると、極度のメモリ リークを引き起こすことがあり、場合によってはリスタートする可能性があります。この種のシステム時刻の変更は、NTP サービスや、サマータイムの切り替わり時、あるいは単に手動で日時を変更することがトリガとなり得ます。Helix Server や Helix Proxy が稼働しているシステムにおいてはこの種のサービスを無効にし、時刻調整は Server ダウン時や低負荷時に行うことを推奨します。
- 4 CPU の Windows において、高負荷時におけるシステムの安定性に絡む問題があります。
- RealText でシークを行うと、正しく再生できません。

インストーラ
- Linux 版の Helix Server および Helix Proxy のインストーラは、スペース文字を含むパスへのインストールを試みた際にエラーで終了することがあります。

ライブ
- RTP ブロードキャストではスタンバイ メッセージは機能しません。
- 2つの SDP ファイルが同じライブ フィードを参照していると、2つ目の SDP ファイルがリクエストされた時点でライブ フィードは途絶えます。

HTTP 接続による Windows Media コンテンツ リダンダンシー
- Windows Media Encoder を利用したライブエンコーダリダンダンシーは機能しません。現在 Windows Media Player v11 は標準です。Helix Server への接続は HTTP のみ許可されます。

Windows Media コンテンツのマルチキャスト
- Windows Media Encoder を停止した状態でマルチキャストを開始するとサーバでクラッシュ回避機能が働くことがあります。この問題には管理者権限でのアクセスが必要です。以下は必要な再現手順です。
1. アドミニストレーション ガイドの 180ページの内容にしたがって Windows Media エンコーディングと Windows Media マルチキャストを設定します。
2. Broadcast Distribution をクリックします。
3. Windows Media Multicasting をクリックします。
4. Stop Transmitting にチェックを入れ Apply をクリックします。
5. Windows Media Encoder を停止します。
6. Enable Broadcast で Yes を選択し Apply をクリックします。Transmitting Channel に移動します。
7. 再度 Stop Transmitting にチェックを入れ Apply をクリックします。
8. 数秒後、サーバはクラッシュ回避機能インスタンスを生成します。

マルチキャスト
- スケーラブル マルチキャストの設定で、"VirtualPath" を数字のみにしないでください。"2" だと機能しませんが、"2a" なら機能します。

Proxy
- Helix Proxy の設定ファイルにて DefaultStreamPageSize の値を 32768 以上にすると、Helix Proxy はパススルーにフェイル オーバーし、DESCRIBE timed out エラー メッセージを出力します。
- Helix Proxy 8.0x は Helix Server 11.x 上のオンデマンド コンテンツをキャッシュできないため、パススルー モードを使います。

Rate Adaptation — 配信レート調節
- MDP (Media Delivery Pipeline) 機能を有効にしていて、かつ TCP の LimitRate を使う際には、Server はデータを過送信してしまう傾向にあります。高ビットレートでの配信時のこの現象を補正するには Server の MaxBurst 変数のサイズを増やして、エラー範囲が許容限度内に収まるように調整してください。
- MDP 機能を QuickTime クライアントに対して用いると、QoS が低下します。

Reduced Startup Delay — 待ち時間短縮
- "CPUThresholdToDisableRSD" を 100 に設定すると、デフォルトの 65 にロール バックします。システムが認識するこの設定値の最大値は 99 です。
- オーディオ トラックのみの RealMedia で、待ち時間短縮機能により QoS 低下に絡む問題が発生することがあります。

スプリッティング
- Push スプリッティングでエンコーダを冗長化できません。Pull スプリッティングを使用してください。
- ブロードキャスト レシーバを指定する際に IPv6 のワイルドカード アドレスとネットマスク (::/0) を指定しても正しい形式と認識されません。

SNMP
- SNMP v1 でのトラップを適切に動作させるには、ユーザ名を "public" にします。
- "Trap Interval" の値はトラップ間隔に影響を与えません。
- 不適切な設定で Master Agent を起動しても、Master Agent はエラー メッセージを出力しません。
- 認証情報が不正であっても、Master Agent はエラー メッセージを出力しません。
- コミュニティ文字列を設定せずに Master Agent を起動すると、Master Agent はエラーを出力します。このエラー メッセージは無視してください。
- トラップの値として "Trap CPU Utilization above" や "Trap Connection Counts above" の値を 0 に設定しても、トラップを無効にすることはできません。これらのトラップを無効にするためには、到達し得ない十分に大きな値を指定します。

Windows Media サポート (Windows Media Player 11 関連以外)
- SLTA による Windows Media 9 のライブ ストリームは動作しません。
- Windows と Solaris において、UDP を使っての Windows Media の Push スプリッティングはできません。
- Windows Media の Pull スプリッティングはできません。TCP での Push スプリッティングを使用してください。
- IPv6 ネットワークで TCP を使うと、Windows Media ライブのプッシュ エンコード (スプリッティング) はできません。
- Windows Media ストリームは、IPv6 ネットワークを経由して Helix Proxy に接続することはできません。
- 多数のロギングに関するエラーが、Helix Proxy を通じて MMS 再生を行った際に発生します。

SLTA の停止でセグメンテーション違反が発生する
- SLTA を Ctrl-C で停止するとセグメンテーション違反が発生します。これによる他への影響はありません。

Crash Avoidance (CA) — クラッシュ回避機能 — の問題
- スケーラブル マルチキャストのチャンネルを Helix Administrator から追加すると CA が発生することがあります。
- MMS ストリームを Proxy を通じてリクエストすると、Proxy で CA が発生することがあります。

以前のバージョンのリリース ノート
Helix Server & Proxy 11
- Helix Server & Proxy 11.1.5 (11.1.5.2387)
- Helix Server & Proxy 11.1.3 (11.1.3.1887)
- Helix Server & Proxy 11.1.2 (11.1.2.1597 / 11.1.2.1740)
- Helix Server & Proxy 11.1.1 (11.1.1.1099)
- Helix Server & Proxy 11.1 (11.1.0.719)
- Helix Server & Proxy 11.0.2 (11.0.2.2358)
- Helix Server & Proxy 11.0.1 (11.0.1.1884)

Helix Universal Server & Proxy 9
- Helix Universal Server & Proxy 9.010 (9.0.10.1615)
- Helix Universal Server & Proxy 9.09 (9.0.9.1533)
- Helix Universal Server & Proxy 9.08 (9.0.8.1427)
- Helix Universal Server & Proxy 9.07 (9.0.7.1371)
- Helix Universal Server & Proxy 9.06 (9.0.6.1262)
- Helix Universal Server & Proxy 9.05 (9.0.5.1159)
-<